スタインバーグ(steinberg)といえば、国内でも有数のシェアを誇るDAW、CUBASEシリーズを筆頭に、映像と音楽をシンクロさせるための高度なワークステーションNUENDO、その他VST製品など、プロの音楽家御用達のDTM製品を開発している会社です。
先日、2016年のM3春イベントのために制作した僕のオリジナルCD
『Journey』。このCD制作にあたり、CDプレス会社へ音楽のマスターを入稿するためにDDPのフォーマットを使用しました。
従来、僕がマスターを制作する際、ミキシングとマスタリングをCubaseで行い、マスター用のCD-R(CD-R for Master / 太陽誘電)に焼いていたのですが、最近ではDDPでの入稿が主流になってきているとのことで、『Wavelab 9 pro』を購入しました。
DDPだとCD-RでCD-DAを作る手間と、入稿の際の発送の手間と料金がなくなるので非常に楽です。ということで、今回はじめて『Wavelab 9 pro』でDDPを作成しようと思ったんです。
しかし、思わぬトラブルが待ち受けていました。
『Wavelab 9 pro』が到着して、さっそくインストールしようとしましたが、DVD-Rドライヴから異音が鳴り響く…!何度試せどインストールディスクを読み込んでくれない。もちろん他のCDやDVDは読み込めるので、インストールディスクの初期不良であることは明白でした。
製品はSOUNDHOUSEで購入したため、SOUNDHOUSEに問い合わせたところ、「メーカーに確認を取る」ということで結構待たされてしまいました。
僕としては、「手っ取り早く新しいディスクと交換してくれればいいのになぁ」なんて考えていましたが、大人しく対応を待つことにしました。土日を空けて頂いた内容によると、下記二つから選んで欲しいとのこと。
①新品の製品を送付
②Wavelabのインストーラーを書き込んだDVD-Rディスクを送付
ちなみに①だと、同じくエラーが出る可能性が高いとのことで、②をオススメされました。どうやら同じような不具合の問い合わせが多いのでしょうか。
確実にインストールが可能そうな②でお願いしました。数日後に、SOUNDHOUSEではなくスタインバーグから直接DVD-Rが届き、無事インストールすることができました。
その時に一緒に送られてきたのが画像の粗品です。ボールペン、ステッカー、名刺入れを頂きました。ボールペン以外は使わないと思うけど、こういう心遣いは嬉しいですね。ちょっとだけ得した気分。
初期不良でお詫びの品を送ってくれたスタインバーグのサポート対応でした。